父が亡くなり、残された一通の遺言状と書斎。
息子の浩平は、遺言に書かれた謎を解き明かすため奔走し、その過程で父の深い愛情を知ることとなります。
色んな人との出会いが自らの運命をどんどん変えていく、そして、力強く成長する浩平。
この本を読むと浩平と一緒に成長でき、そして、一緒に感動できます。
人はなぜ本を読むのでしょうか?
この本は読むべき理由を明確に教えてくれます。
その内の一つが、「心のお風呂」です。
一日の終わりに風呂に入り、その日の汚れを落とします。
心も一日たつと色んな汚れがつきます。
その汚れを落とすのが読書です。
(なぜ読書で心の汚れを落とせるのかについては、本書で確認して下さい)
この他にも沢山の本を読むべき理由について書かれていて、それらが全て素晴らしく、本当に心から本を読んでみたくなります。
そして、本をストックすることに目覚め、やがて書斎を作ってしまいます。
私もこの本をきっかけに書斎を作りました。
この本は、読書習慣のない人が読書習慣をつけるのにもってこいの一冊です。
本当にオススメなので是非とも読んでみて下さい。