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読書のすすめ
読書のすすめ
一冊の本で人生がガラッと変わる。
まさかと思うかもしれませんが,本当です(私もその体験者です。)。

一冊の本との出会いで今抱えている悩みが解決するかもしれません。
その出会いの一助となればとの思いから,私が読んだ本についてその感想を踏まえてご紹介させていただきます。

変な常識が崩れていくということは,良い景色が見えてくるということです。

そのためにも本を読みましょう!
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思いがけず利他

カテゴリ : 読書のすすめ

利他とは、自分のことよりも他人の幸福や利益を願うこと、他人に利益となるように図ることをいいます。

利他的行動をとる時、人は何を考えているのでしょうか。
自分に(利益が)返ってくるという思いもあるでしょうが、それは利他ではなく利己になるでしょう。

本書では、「文七元結(ぶんしちもっとい)」という落語を取り上げています。

博打好きの左官の長兵衛を見かねた娘が吉原に身を売る決意をします。
しかし、吉原の女将が事情を察し、一年後に返さなければ娘を店に出すという条件で長兵衛に50両を貸します。
長兵衛は、その帰り道、身投げをしようとしている男(文七)に出会い、その男を助けるために娘の未来がかかった50両を渡してしまう。
そんなお話です。

そんな大事なお金を、なぜ長兵衛は男に渡したのでしょうか。
色々な思いが錯綜した結果の行動で、明確な理由は分からないのだと思います。

利他的行動をしようとした時(頭で考えた時)、その瞬間に、他方で利己的な考えも生まれ、その利他的行動をは純粋な「利他」ではなくなるのかもしれません。
「人間には利他を行なうことなどできない。」「利他は人間の意図的行動ではない。」「人間の中を神が通過するときに現れるものである。」という考えもあるそうで、私はこれらが腑に落ちました。

本書では、私達が偶然を呼び込む器になることの重要性を説いています。
その器にやってくるものが「利他」で、それが誰かの手に渡ったとき、実際に発動する。
そんな考えを知っておくだけでも面白いですね。

頭で考えることももちろん大事です。
ただ、自力の限界を受け入れ、委ねてみるということも試してみてはいかがでしょうか。

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2025-03-12 08:40:35

The Great Luck 大幸運の法則

カテゴリ : 読書のすすめ


思い通りに行かなくて悩むことは多々あると思います。
自分に寄り添い、積極的に行動しているのになぜ?ということも多いのではないでしょうか。

もしかしたら、寄り添っている自分というのは、もう一人の自分なのかもしれません。

自分には「わたし」と「私」という二つの側面があり、本当は「わたし」に沿って物事を進めるべきであるのに、人は得てして「私」に引きずられてしまいます。

それはなぜか。

本書は「わたし」と「私」の違いについて、物語調で分かりやすく教えてくれた上で、その核心に迫ります。

「わたし」とは何なのでしょう。

世の中のからくりからすれば、「私」に引きずられることもやむを得ないことなのかもしれません。
しかし、一度、そのからくりを知ってしまえば、これまでの景色が変わり、この先の人生、明るく楽しく歩んでいくことができます。

「わたし」は将来に描いた明るい未来に向けて、完璧な台本を作ってくれています。
その台本の存在を確信し、起こる出来事全てに綺麗な彩りを施すことができるかどうか。

このことに集中すれば、きっと大丈夫ですね。
2025-02-11 11:00:43

予感力

カテゴリ : 読書のすすめ

生活していれば、ふとしたときに前もって何となく感じることは多々あると思います。
そんな予感どおりに、何も考えず、正しい選択を出来る力が「予感力」です。

予感には、良い予感と悪い予感があります。
良い予感の時は積極的になり、ワクワクしますが、悪い予感の時は消極的になり、ビクビクすることになります。

本書によれば、
《そんな予感は実は、脳が無意識領域に集積されている情報を引き出すことによって起こるもので、特に悪い予感は「刷り込み」であることがほとんどである。》
《本来、人は誰もが素晴らしい予感力を持っていながら、それを後天的な刷り込みによって封印してしまっているだけ。》
とのこと。

これは、モノの見方を変えることで、生じる予感も変わるということなのだと思います。

何気なく過ごす毎日において、自分の中にどのような思い・感情があるのか、どのような視点でいるのか。
私達の予感は、これらの内容に影響されるのだと思います。

自分の中にどんな思い・感情があるのか、どういう風に物事を見ているのかを再確認し、良くないものは改善する。
そうすればきっと悪い予感は消えていくのでしょう。

《予感は必ず実現する》とのこと。

今年は良い予感で溢れかえる一年にしましょう!

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2025-01-10 12:13:16

自分とか、ないから

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タイトルからして「えっ!?」となりそうですが、
実際、自分って何なんでしょう?
肉体的な体でしょうか。
精神的な心でしょうか。

本書は、東大卒の無職の著者が、東洋哲学を独自の目線や解釈で解説するものです。

東洋哲学というと、難しそうで敬遠しがちです。
しかし、本書はブッダから空海に至るまで、東洋の哲人を取り上げ、各々の特徴について、話し言葉で書かれており、理解が難しいものについてはたとえ話で解説するなど本当に読みやすく、分かりやすいです。

東洋哲学に初めて触れる方はもちろん、初めてでない方にとっても、そういう解釈もあるのか、という新たな発見や視点が生まれると思います。

この世はフィクションである。
全ては繋がっている。
自分とは何なのか
何のために存在するのか。

一見すると深みにはまりそうなこれらのワード
でも、これらが「本質」であることは間違いありません。

本書はその「本質」を笑いを踏まえて面白く解説しています。
読んだ後は不思議と気持ちが軽くなって、見る景色も変化しますよ。

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2024-12-09 13:08:52

量子力学的仕事術

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本書の帯には、目の前の壁は「消せばいい!」とあります。
果たしてそんなことが出来るのでしょうか。

実は、自分の目の前にある壁は、自らが無意識的に作り出しているものなので、自らの意識を変えることにより、目の前の壁は消えてしまう。
要するに、目の前の現象は自分の発する波動により生じるので、壁(現象)は自らの波動を変えれば消えてしまうということなのです。

物事を、物質的側面、量子力学的側面、本書で言うゼロポイントフィールド(全てを生み出す根源)の側面、これらのいずれから見るのかで目の前の現象は変わります。
現象に対する評価も変わるので、壁と思っていたことが実は壁でなかったということもあるでしょう。

自分が壁を作り出していることに納得できないし、理解出来ないと仰る方が大半だと思います。
そこを量子力学の観点から、詳しく分かりやすく教えてくれるのが本書です。
量子力学の観点といっても、決して難しい学問的な記述があるわけではありません。
悩んでいた方々が、いかにして意識を変え、それでどのような結果になったかという体験談を踏まえての解説なので非常に分かりやすいです。

なぜそうなるのかという理屈が明確に理解出来なくても良いと思います。
何となくのイメージがつかめれば十分なのではないでしょうか。

自分の周りに起こる現象は、自らが蒔いた種の結果ということです。
アサガオの種を蒔けばアサガオが育つのと同じように、良いことの種を蒔けば良いことが育つということ

結局、「この場を何で揺らすのか」ということが大事で、かつそれに尽きるのではないかと思います。

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2024-11-11 09:59:55

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