
本書は、日本の怪談を世界に広めた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の伝記小説です。
(フィクションではありますがかなり史実に近いそうです。)
鎖国をしていた日本文化に興味を持ち、鎖国を終えた日本が西洋の影に覆われようとしていることを危惧した八雲が日本に来て目にしたものとは何か。
それは、自然への崇敬や、先祖や他人を想う気持ちという、見えないものを大切にする文化でした。
開国後の日本が、真似できない素晴らしい文化を持ちながら、物質主義の西洋文化を礼賛し、盲目的にそれに倣おうとしていることを八雲は大変残念に思いました。
八雲は日本の素晴らしい文化に心酔しその全てを味わおうとしましたが、そんな八雲でも分からない感覚がありました。
それが何かは是非本書から感じていただきたいと思いますが、それはきっと日本人しか分からない感覚なのかもしれません。
日本を愛した八雲が感じたかったもの、それを私達は自然と感じることが出来ます。
そういう特権を持った私達が、今一度、日本の素晴らしい文化を思い直せば、これからの日本がより豊かになるのではないでしょうか。
「日本人とは何か?」
本書は八雲の生涯を通じて、このような問いを投げかけてくれます。
漠然とした問いではありますが、少しでも考えてみることで、あなたの周りの蜻蛉が元気に飛び回るかも知れません。
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