突然ですが、私は旅行が大好きです。
全く知らない場所に行き、その土地を感じ、住んでいる人達とのやり取り、食べ物や文化を体験するのが大好きです。
本書は「旅の作法」ですが、決して旅行をするにあたっての細かいルールが書かれているのではありません。
高齢者や障害者の旅のサポートを行う著者が想う旅行の本質が書かれているのですが、旅の作法とは、旅人の態度、振る舞いであるとされています。
旅行は何のためにするのでしょう。
ショッピングや観光地巡りというのもあるのでしょうが、それ以上に本質的に「人が見知らぬ地に行くことを求めている」ということもあるのではないでしょうか。
となれば、お得に旅行することも楽しみの一つではありますが、他方で、損得だけではなく、心から喜び、満足を得るための旅をしてみたいとも思います。
そんな旅行をするために、旅人としてはどのような態度や振る舞いをすれば良いのかということが書かれています。
心構えや考え方と言った方がしっくりくるかも知れません。
旅行がメインテーマではありますが、内容は本質的なものですので、決して旅行の作法に止まるものではありません。
「行きたいところがあれば、迷わず今すぐに行ってほしい。」
「逢いたい人がいるなら、今、逢いに行こう。」
「後悔は後からジワリとやってくる。自粛している場合じゃないんだ。」
「我慢して生きるほど、人生は長くない。」
(以上、本書から引用)
すごく心に響きませんか?
どんな場面で、どのように実践していくのか。
きっと旅人ごとに違う答えで、それで合っているのだと思います。
私がお世話になっている書店です。
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