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読書のすすめ
読書のすすめ
一冊の本で人生がガラッと変わる。
まさかと思うかもしれませんが,本当です(私もその体験者です。)。

一冊の本との出会いで今抱えている悩みが解決するかもしれません。
その出会いの一助となればとの思いから,私が読んだ本についてその感想を踏まえてご紹介させていただきます。

変な常識が崩れていくということは,良い景色が見えてくるということです。

そのためにも本を読みましょう!
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量子力学的仕事術

カテゴリ : 読書のすすめ

本書の帯には、目の前の壁は「消せばいい!」とあります。
果たしてそんなことが出来るのでしょうか。

実は、自分の目の前にある壁は、自らが無意識的に作り出しているものなので、自らの意識を変えることにより、目の前の壁は消えてしまう。
要するに、目の前の現象は自分の発する波動により生じるので、壁(現象)は自らの波動を変えれば消えてしまうということなのです。

物事を、物質的側面、量子力学的側面、本書で言うゼロポイントフィールド(全てを生み出す根源)の側面、これらのいずれから見るのかで目の前の現象は変わります。
現象に対する評価も変わるので、壁と思っていたことが実は壁でなかったということもあるでしょう。

自分が壁を作り出していることに納得できないし、理解出来ないと仰る方が大半だと思います。
そこを量子力学の観点から、詳しく分かりやすく教えてくれるのが本書です。
量子力学の観点といっても、決して難しい学問的な記述があるわけではありません。
悩んでいた方々が、いかにして意識を変え、それでどのような結果になったかという体験談を踏まえての解説なので非常に分かりやすいです。

なぜそうなるのかという理屈が明確に理解出来なくても良いと思います。
何となくのイメージがつかめれば十分なのではないでしょうか。

自分の周りに起こる現象は、自らが蒔いた種の結果ということです。
アサガオの種を蒔けばアサガオが育つのと同じように、良いことの種を蒔けば良いことが育つということ

結局、「この場を何で揺らすのか」ということが大事で、かつそれに尽きるのではないかと思います。

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2024-11-11 09:59:55

黒い蜻蛉

カテゴリ : 読書のすすめ

本書は、日本の怪談を世界に広めた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の伝記小説です。
(フィクションではありますがかなり史実に近いそうです。)

鎖国をしていた日本文化に興味を持ち、鎖国を終えた日本が西洋の影に覆われようとしていることを危惧した八雲が日本に来て目にしたものとは何か。
それは、自然への崇敬や、先祖や他人を想う気持ちという、見えないものを大切にする文化でした。

開国後の日本が、真似できない素晴らしい文化を持ちながら、物質主義の西洋文化を礼賛し、盲目的にそれに倣おうとしていることを八雲は大変残念に思いました。

八雲は日本の素晴らしい文化に心酔しその全てを味わおうとしましたが、そんな八雲でも分からない感覚がありました。
それが何かは是非本書から感じていただきたいと思いますが、それはきっと日本人しか分からない感覚なのかもしれません。

日本を愛した八雲が感じたかったもの、それを私達は自然と感じることが出来ます。
そういう特権を持った私達が、今一度、日本の素晴らしい文化を思い直せば、これからの日本がより豊かになるのではないでしょうか。

「日本人とは何か?」
本書は八雲の生涯を通じて、このような問いを投げかけてくれます。
漠然とした問いではありますが、少しでも考えてみることで、あなたの周りの蜻蛉が元気に飛び回るかも知れません。

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2024-10-10 11:33:25

天を味方につける生き方

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先人達が繋いでくれた今の日本は本当に良い国です。
ただ、ほとんどの人がそのことを意識していません。

今の日本は非常に便利になりましたが、その反面、処理しきれない情報の波に飲み込まれることになりました。
そして、日本全体が不安の集合意識に染まり、同調圧力や誰かのための常識が世の中を支配しています。
今の日本人はこれらに押しつぶされて、余裕がなくなっていることが、今の日本の良さを認識出来ない理由の一つだと言えるでしょう。

不安は幻です。
にもかかわらず、未だ現実化していない不安に頭と心を支配され疲弊していく。
将来のためにと、やりたいことを我慢し、自分を殺して、集合意識に流されて生きていく。

本当にそれでいいのでしょうか。

本書は、無意識に流されている普段の生活に本質的な問いを投げかけてくれます。

あなたは誰のために生きていますか?
あなたは何のために生きていますか?

大切なのは「今」「ここ」です。
一瞬一瞬が奇跡です。

このことに感謝して、自分の使命を全うするため、精一杯生きることが大事なのではないでしょうか。

不必要なものを手に入れるために必死になり、大切なものを失っていることに気付かない。
そんな人生にならないよう本質をしっかりと見極めていきたいですね。
2024-09-10 06:34:01

恩送り

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『恩送り。それは、「今」を良くして「未来」に手渡すこと』
本書の冒頭の言葉です。

私達が普段から何気なく過ごしている今の日本。
目に付くのはマイナスなことが多いかもしれませんが、実は他の国が羨む素晴らしい国なのです。

他人を思いやる気持ち、自分は後回しで良いという考え方、自然に備わっている情や感性、例えば桜を見て懐かしさを感じる等々
これらは身につけようと思ってもなかなか身につかないものです。

そんな大事なものを残してくれたのは、後の世代を想っていた先人達に他なりません。
先人達は、後世に生きる私達のために懸命に生き、命を繋いでくれました。

私達は、見えるものだけでなく、目に見えない大切なものを、先人達からたくさんもらっています。
先人達がそうしたように、私達も次世代を生きる子どもたちにたくさん良いものを残していきたいですね。

先人達は何を残してくれたのか、そして、私達はどうやって残していけばいいのかについて教えてくれる本書。
先人達の想いに胸が熱くなり、悠久の時間の流れを感じながら深い感謝の念が湧き上がります。

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2024-08-08 17:55:33

自分が信じていることを疑う勇気

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世の中には色々な事柄がありますが、多くの人はその事柄に付随するイメージを信じて行動します。

しかし、そのイメージというものは、本当に正しいものなのでしょうか。
そのイメージは、単に権力者や多数派にとって都合の良いことに過ぎないのかもしれません。

とはいえ、自分が当然と思っているイメージは、いわば無意識に信じていることなので、自分が何にどのようなイメージを持っているのか明確に認識することが難しいというのも事実です。

本書は、様々な疑うべき事柄を挙げて、一般的に考えられているイメージがどのようなものか、それをどのように疑っていくのか、そして、疑った場合にはどんな効果があるのかまで書かれており、学びが多い一冊です。

「疑う=否定ではない。」
「本当に必要か、他の方法はないかという、第3の選択肢を考えること。」
本書にはこのような記載がありますが、この思考はとても大事だと思います。

ちなみに、私が最も腑に落ちたところは、疑うべき事象として「時間」を挙げているところです。

一般的には、過去が現在を決定し、現在が未来を決定すると考えがちですが、実は未来が現在を作っていると考えてみるということです。
どういうことかについては、本書で確認していただければと思いますが、ヒントは、今見えているものは全てではない、ということです。

過去に囚われること無く、希望する未来を想像し、そのために必要な行動に全力を尽くしましょう。
2024-07-09 18:16:48

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